低蛋白食についての雑感

皆様、こんばんは。
さてタイトルについてですが、私は保存期(40g/日)の時に主治医にこういわれた事があります。
「たけさんはたん白制限を良く守っていますね。人によっては、低たん白ご飯の味に馴染めずに制限に苦労しているんですよ。」
その時の私の感想は「え?そんなに味が違う?」でした。
しかし、私も透析導入後に普通のご飯を食べた時、確かに味が違うと実感しました。そして、その時思ったのです。「ある程度の『量』さえ食べられれば、私は食事に満足できる。でも、食事の『味』に重きを置いている人は満足できないかもしれない。これはとてもつらい。」と。
多くの人にとって「食事は大きな喜び」だと思います。しかし、食事制限がかかるとその喜びが反転して「大きなストレス源」に変わります。どうやって妥協していくか、その方法は人それぞれだと思いますが、皆、毎日の食事の度に大なり小なりストレスを感じていると思います。
ですから、「メディカルリテラシー(医療の実体を読み解く力でよろしいのでしょうか?)の向上を目指していらっしゃる関係者の皆様」には、これ以上私たちのストレスを増やす事が無いように、「不信」感に陥る事が無いようにして活動いただきますよう、伏してお願いしたいと思います。
それでは、皆様おやすみなさい。